ベトナムに旅行に行くなら、ハノイかホーチミン、どっちが良い?

バックパッカー

こんにちは、Yukaです。

「今度ベトナムに行きたいんだけど、ハノイとホーチミン、どっちが良いかな?」と、友人からよく質問されます。

東南アジア初心者にも人気の旅行先であるベトナム。日本からは飛行機で約6時間で行けて、時差もほとんどなく、食べ物も美味しいので、東南アジアや海外旅行初心者にも安心して楽しめるでしょう

ベトナムの二大都市、ハノイとホーチミンシティは、多くの旅行者にとってこの国への玄関口となる場所。どちらも素敵な観光地ですが、実は大きく異なる魅力を持っています。

では、どちらがおすすめ?

今回の記事ではハノイもホーチミンも旅したことのある元バックパッカーが、徹底解説します!

Yuka
Yuka

東南アジア好き女子バックパッカー。現在はグローバル企業の管理職をしています。趣味は海外旅行で、大学時代から社会人になった今でもよく海外に行きます。ブログを通してグローバルに生きたい人、海外に行きたい人を応援しています!

こんな人に読んでほしい!

  • 海外旅行や東南アジア初心者で、行き先を迷っている方
  • 旅行先をハノイかホーチミンで迷っている方
  • 東南アジアデビューしてみたい方

さっそく結論からお伝えしますと、私は個人的にハノイがお勧めです

正直ハノイとホーチミンは雰囲気も楽しみ方等、特徴が全く違う街なので比較も難しいのですが、旅行として訪れるのであればハノイの方がベトナムを感じることができるかと思います。

ベトナムを旅行するバックパッカーは主に、ホーチミン、ダナン、ハノイに訪れる人が多いです。そんなバックパッカーの中でもよく「ホーチミンよりダナンやハノイの方が面白い」という話をします。

なぜハノイがお勧めなのでしょう?ハノイをお勧めする理由は大きく分けて以下の3つにあります。

  • ベトナムらしい伝統と文化がより感じられる
  • 落ち着いていて、アットホームな雰囲気
  • 周辺の観光地が豊富

ハノイをお勧めする理由のひとつは、ハノイではよりベトナムを感じることができるという点です。

ホーチミンとハノイの大きな違いとして、ホーチミンは現代的なベトナム最大の都市でビジネスの中心地であるのに対して、ハノイは歴史的な建物や伝統的な文化が色濃く残る都市です。

そもそも、ハノイは11世紀初頭に建設された街で、17世紀に建設されたホーチミンに比べてとても古い街。

その歴史を感じられる観光スポットも多く、旧市街地や文廟(ブンビョウ)やホアンキエム湖が有名です。

観光地を巡るだけでなく街を歩くだけでも、ベトナムや東南アジア感があり、伝統的な雰囲気を感じ取ることができるのが魅力的!

観光しに行くのであれば、その国の文化や雰囲気にどっぷり浸かりたいですよね?

そう思うのであれば、ホーチミンよりハノイのほうがお勧めです。

私はハノイの独特な雰囲気が好きで、ハノイの街全体のペースはホーチミンに比べてのんびりとしていたりアットホームに感じられます。

先ほども述べたように、ハノイは長い歴史を持つ伝統的な都市でなので、ホーチミンのような近代的な高層ビルやビジネスの中心地ではなく、落ち着いた街並みが広がっています。

旧市街地を歩いていると、果物や野菜を運ぶ売り子やバルコニーのある商店の前でチェスを楽しむ年配の方々に出会います。

公園付近にはローカルのコミュニティが集まって話していたり、スポーツをしていたり・・そんな光景がどこにでもある街で、あたたかい雰囲気を感じることができるでしょう。

通りの混雑度もホーチミンに比べて少なく、住民の生活がゆったりとしているため、ホーチミン観光よりもリラックスできるかもしれません。

ハノイを拠点にすると、日帰りや一泊で行ける周辺観光地が多いのも魅力です。

特に世界遺産のハロン湾や、美しい棚田が広がるサパ、雄大な山々が続くニンビンなど、自然豊かな観光スポットが多数あります。

これらはハノイからのアクセスが良く、自然を楽しみたい旅行者にも人気のエリアです。

ハロン湾

ハノイに訪れる方のほとんどの方はハロン湾(Ha Long Bay)に行ったことがあるのではないでしょうか。ハロン湾はベトナム北部のトンキン湾に広がるユネスコ世界遺産で、約1600の石灰岩の島々があります。この地域は美しいエメラルドグリーンの海とその景色が大人気です、有名な観光アクティビティとして、クルーズ、シーカヤック、洞窟探検などがあります。特に早朝や夕方には、幻想的な霧に包まれた湾が多くの観光客を魅了しています。

サパ

サパは、ベトナム北西部に位置する山岳地帯の美しい町で、棚田、少数民族の村々、そして周辺の山々が織りなす絶景で知られています。欧米系のバックパッカー等の長期滞在者から、ベトナム人にとっても旅行先として人気スポットです。私が実際にサパに行った時の印象としては、「山の中に佇むカラフルで素敵な街」で、ヨーロッパとアジアが融合した建築と豊かな自然が調和しています。

ニンビン

二ンビンもベトナム人から愛される観光地の一つ。ベトナム北部にある美しい田舎町で、壮大な自然と歴史的な観光スポットが特徴です。「陸のハロン湾」と呼ばれるタムコックでは、石灰岩の奇岩が立ち並ぶ風景を手漕ぎボートで楽しめます。また、トランアンの洞窟群や、ベトナム最初の首都ホアルーの遺跡、壮大なバイディン寺院など見どころが満載です。静かな田園風景と文化が調和し、のんびりとした旅を楽しむことができます。

ベトナムといえば東南アジア、東南アジアといったら暑い気候というイメージがある方が多いかもしれませんが、ハノイは東南アジアでもきたの方に位置しており、四季が存在します。

冬(11月~2月): 平均10~20℃。最も寒い月は1月で、最低気温が10℃前後になることもあります。

春(3月~4月): 平均20~25℃。湿度が高まり始め、過ごしやすい気温です。

夏(5月~8月): 平均25~35℃。最も暑い月は6月~7月で、最高気温が40℃近くになることも。湿度が非常に高いです。

秋(9月~10月): 平均20~30℃。湿度が下がり、過ごしやすい涼しさになります。

冬は思った以上に寒くなるので防寒対策が必要です。また、観光には春か秋が最適だと言われていてお勧めです。

いかがだったでしょうか。

ハノイもホーチミンもそれぞれ違った楽しさがありますが、よりベトナムらしさを感じたい場合はハノイをお勧めします。

時間に余裕がある方はどちらも訪れて比較して見るのも楽しいかもしれません。

この記事が参考になれば幸いです。

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