ベトナムのハノイから行く、最北部の山岳観光地サパの楽しみ方や行き方をシェア!

バックパッカー
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こんにちは、Yukaです。

本日はベトナムの際北部にある山岳観光地、サパについてご紹介します。

サパは山岳リゾート地と言われていて標高1500mに位置し、欧米系のバックパッカー等の長期滞在者から、ベトナム人にとっても旅行先として人気スポット。

私が実際にサパに行った時の印象としては、「山の中に佇むカラフルで素敵な街」で、ヨーロッパとアジアが融合した建築と豊かな自然が調和しています。

日本人にはまだまだ知られておらず、穴場だと言えるでしょう。

この記事を最後まで読むと、サパの概要はもちろん、おすすめスポットやサパまでの交通手段まで手に入れることができます。

こんな人に読んでほしい!

  • 周りの人とは違う旅行体験をしたい方
  • 日本人があまりいない観光地に行きたい方
  • ベトナムのハノイに行く予定がある方
Yuka
Yuka

グローバル企業の管理職をしている27歳女性会社員。趣味は旅行で、大学時代はよくバックパッカーをしていました。社会人になった今でもよく旅行に行きます!

あまり聞いたことがない国で不安と感じる方もいらっしゃると思いますが、自信を持って女子旅でも一人旅でもお勧めできる場所です。

サパはベトナム北部、ラオカイ省に位置しています。中国との国境に近い山岳地帯にあり、ハノイから北西に約320キロメートルほど離れています。観光地として、美しい風景と多様な民族文化で知られています。

サパの歴史は古く、数世紀前から少数民族(主にモン族、ザオ族、タイ族など)が居住していました。フランス植民地時代の影響で近代化が進んだものの、今でも少数民族の伝統的な生活様式や工芸品等が見ることができます。

またフランス植民地時代の面影を残す建物も多く、壮大な自然の中にヨーロッパとアジアの建物が融合している景色は、他ではなかなか見られないでしょう。

中国の国境と近いので、中国系のお店や看板が多くあるのも新鮮でした。

街は小さいので、1日〜2日あれば、十分観光ができてしまうでしょう。ハイキングをする場合は1泊以上、そうでない場合はハノイから日帰りでも行くことができます。

欧米系の旅人からはもちろん、ベトナム人にとっても観光地として人気で、ベトナム人のカップルや、女子グループも多く見受けられました。

通過:ベトナムドン

言語:ベトナム語

挨拶:こんにちは「Xin chào”(シン・チャオ)」、ありがとう「Cảm ơn”(カム・オン)」

サパを旅行するベストシーズンは、春(3月~5月) と 秋(9月~11月) です。

春はサパの気候が穏やかで過ごしやすい時期です。暖かく、湿度も低く、特に3月から5月は山岳地帯の風景が鮮やかに感じられます。棚田は緑に覆われ、花々が咲く時期でもあり、美しい景色が見ることができます。

そして、秋はサパの最も人気のあるシーズンです。棚田が黄金色に染まる収穫時期にあたるため、特に9月~10月の間は美しい風景が広がります。気候も涼しく、トレッキングにちょうど良いです。穏やかな気温とともに、自然の美しさと棚田の風景が絶妙なシーズンです。

春も秋も気温はだいたい12~24度。標高が高いところに位置しているので、上着は必須です。暑い時は夏っぽい服装でも大丈夫ですが、朝や夜、山の中は気温が下がります。重ね着して、その時の気温に合わせて服装を変えられるようにしておくのが良いと思います。

冬(12月~2月)は雪が降るほど寒くなり、夏(6月~8月)は雨季にあたるので、旅行はあまりお勧めしません。

ハイキング

サパでのアクティビティといったらハイキング。美しい自然と田園を見ながら山や少数民族の村を歩くことができます。ハイキングコースは1時間〜2時間のものもあれば、2日間にわたってホームステイまでできるハイキングツアー等も有名です。

カットカット村

サパから徒歩で行けるモン族の村で、伝統的な家屋や手工芸品を見学できます。村には滝や川があり、見どころたくさん。民族舞踊や音楽などの文化体験もできます。モン族の衣装が売られていたり、レンタルすることができるので、衣装を着て村を回る観光客も多くいます。

サパマーケット

サパ市内の中心にあるマーケットで、地元の人々と観光客が集まる賑やかな場所です。ここでは、少数民族が作った手工芸品や衣類、民族衣装、地元の特産物などが販売されています。また、地元の文化に触れながらショッピングが楽しめます。また、食料やフルーツを売っているところもあり、私が行った時はたくさん試食させてくれました。

カフェ

街の中心部には、伝統的なベトナムのカフェから、ヨーロッパ風のおしゃれなカフェまで、さまざまなスタイルのカフェが立ち並んでいます。観光の合間にカフェでゆっくり休憩しながら、リラックスしながら観光が楽しめます。

サパに行くには、まずはベトナムのハノイに行き、そこからバスや寝台列車などを利用します。私は、行きは寝台列車、帰りはバスを利用しましたが、個人的にはバスが楽だと感じました。ただし寝台列車のメリットとして、宿代が浮くのと、早朝に到着することができるのでハノイから日帰りで遊びに行けるという点があります。みなさんの旅スタイルやスケジュールに合わせて使ってみてください。

寝台列車の場合

ハノイからサパへは、ハノイのガー・ハノイ駅(Ga Hanoi)から出発し、ラオカイ(Lao Cai)まで向かう寝台列車を利用し、ラオカイ駅からサパへは、バスやミニバンを使用します。

ハノイからラオカイ駅までの所要時間はおおよそ8~9時間で、通常は夜間に出発し、翌朝早くラオカイ駅に到着します。列車のクラスには普通の座席からソフトスリーパーという2段ベッドタイプの席もありますが、ソフトスリーパーでも約2,500~4,000円ですのできちんと寝られるタイプの座席を選ぶことをお勧めします。「Vietnam Railways」や「Sapa Express」などの予約サイトで事前に予約も可能ですし、ハノイ滞在中に旅行代理店で予約するのも良いでしょう。

ラオカイ駅からサパ行きのミニバスが頻繁に出ており、所要時間は約1時間弱です。料金は約500円程度です。

バスの場合

寝台列車とは異なり、日中にも運行されるバスがありますが、夜間が一般的のようで、バス移動は通常、約5~7時間です。寝台バスと言い、長距離バスの座席がフラットになっており、横になることができる寝台タイプのバスが多いです。代表的なバス会社としてはSapa ExpressやGood Morning Sapa等、あります。代金は1,200円〜1,700円ほどと比較的安いです。こちらも「Sapa Express」や「Vexere」などのウェブサイトを利用すると、簡単に事前予約ができます。

サパはとても小さな街で、街中であれば基本的に徒歩で周ることが可能です。

もし少し離れた村やハイキング行く場合は、レンタル自転車やレンタルバイクも良いですが、タクシーやバイクタクシーも安く利用ができます。

またサパ周辺の一部観光地への観光用バス(シャトルバス)もあります。バスは定期的に出発しているため、事前にスケジュールを確認して利用することをおすすめします。

私は基本的に徒歩またはバイクタクシーを使って移動をしていました、問題なくスムーズに移動ができました。

いかがだったでしょうか。

サパは美しい棚田と山々の景色が広がる、ベトナム北部の人気リゾート地です。少数民族の村を訪れたり、トレッキングを楽しんだりと、自然と文化に触れられますので自然が好きな人はもちろん、ハノイ等の都会がから少し離れてリラックスしたい人におすすめです。

ぜひ一度訪れてみてくださいね!

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