こんにちは、Yukaです。
私が初めてパーイの存在を知ったのは、初めてバックパッカーをした大学生の時。バックパッカー中に仲良くなった旅人におすすめされて初めて存在を知りました。
それから、行き合う旅人みんなが口を揃えて「パーイが一番印象に残っている街」「あまりの居心地の良さに思わず延泊してしまった」と言っているのを聞き、自分も行ってみることにしたのです。
日本人やバックパッカー経験者以外にはまだまだ知られていないタイ北部の秘境、パーイ。
バックパッカーの聖地と呼べるでしょう。
一度自分の目でパーイを見た今では、なぜバックパッカーがパーイにハマるのかがよくわかります。
今回の記事ではそんなパーイという村の魅力や観光スポットについて紹介します。
東南アジア好き女子バックパッカー。現在はグローバル企業の管理職をしています。
趣味は海外旅行で、大学時代から社会人になった今でもよく海外に行きます。
ブログを通してグローバルに生きたい人、海外に行きたい人を応援しています!
バックパッカーが沈没するパーイとは?
パーイはタイの北部にある小さな村で、チェンマイから車で約3時間ほどの距離にあります。美しい自然とリラックスした雰囲気で知られており、特にバックパッカーに人気のある観光地です。
季節は乾季(11月~5月)と雨季(6月~10月)があり、観光には乾季(11月~5月)がおすすめ。
乾季の気温は、日中は20~30°C程度ですが、夜間は10°C前後まで下がることがあり、特に12月と1月は冷え込みが強くなることがあります。日中は夏の格好でも良いですが、夜は羽織るものがあると良いでしょう。
ただし乾季と言っても3月〜5月は注意。日中は30~35°Cに達することが多く、夜も20°C以上と気温がかなり高くなります。
冒頭でもお伝えした通り、パーイはバックパッカーにしか知られていない秘境です。
元々は少数民族の田舎町だったところに、美しい自然と静かな環境が観光客に注目され始めました。
特に1970年代から1980年代にかけて、ヒッピー文化の影響を受けたバックパッカーたちがパーイを訪れ、彼らにとってリラックスできる隠れ家的な場所として人気が高まりました。
今ではその居心地さに多くの欧米人バックパッカーが訪れては、沈没しています。
バックパッカー用語の「沈没」とは、旅行中にある場所に長期間滞在してしまうという意味です。もともとは短期滞在の予定だったのが、その場所の居心地の良さやリラックスした雰囲気に魅了されて、次の目的地に移動する気が起きなくなり、結局その場所に「沈没」してしまうのです。
パーイの魅力
パーイの魅力は一言では言い表せません。
というのもパーイにはいろんな目的で来る旅人がいるからです。
田舎町なのでのんびりできますし、自然が豊かなので自然好きにはたまりません。瞑想修行やヨガも有名でスピリチュアルな経験をしたい人もいます。バックパッカーの聖地として旅人同士の交流やパーティーを楽しみにくる方も多いでしょう。
そんな中、私は行き合う旅人達からのおすすめで行ってみたのですが、私にとってのパーイの魅力は、美しい自然の中に流れるゆったりとした時間や雰囲気でした。
パーイには何か特別なものがあるわけではないのですが、街全体の穏やかな雰囲気が訪れる人々の心を静かに癒してくれます。
誰にも急かされることなく、日々の喧騒から解放されて、余計な心配ごとを手放すことができます。
パーイは、ただ目の前に広がる景色や、その瞬間の出来事を心から楽しむ余裕を自然と与えてくれる、そんな特別な場所です。
一度行くと、多くのバックパッカーが沈没したくなる理由がよくわかると思います。
日本で忙しい日々を過ごしていた私も、パーイを訪れた時、その穏やかさと自由さに、自分が日常の中で忘れていた大切なものに気づかされたように感じました。
パーイまでの行き方と現地での交通手段
パーイまでの行き方は、バンコクからチェンマイまで飛行機、寝台列車またはバスで行った後、チェンマイからパーイまではミニバンで行くのが主流です。
片道500円ぐらいで3時間ほどで到着します。パーイ行きのチケット売り場と乗車場所は、チェンマイのチェンマイバスターミナル2です。ネットでの事前予約や宿によっては宿で予約を受け付けているところもありますよ。
PREMPRACHA TRANSPORTというバス会社が有名で、公式HPから事前予約が可能です。
チェンマイからパーイまでの道はバックパッカーの中でも地獄の峠道として有名で、762個のカーブがあります。乗り物酔いしやすい方は必ず酔い止めを飲んでおきましょう。
パーイの街中の観光はレンタル自転車で完結できますが、パーイ周辺にある主な観光スポットは、パーイ中心部から少し離れたところにあります。
パーイ中心部から少し離れれいる観光スポットを周る場合は、旅行者はほぼ全員、バイクをレンタルしています。
レンタルバイク屋さんは、街の中心部で簡単に見つけることができ、1日1,000円以下でレンタルが可能です。
レンタルバイクさえあれば、パーイ周辺の主要な観光地に行くことに困ることがありませんでした。
パーイのおすすめ観光スポット例
パーイの魅力は、多様な人々が集まり、それぞれが自分に合った楽しみ方を見つけられるところです。
個人的には、昼間はアドベンチャーに出かけて自然を満喫し、夜はバーや宿のハンモックに揺られながらのんびり過ごすのがお気に入りでした。
パーイキャニオン
タイのグランドキャニオンと言われているパーイ・キャニオンはユニークな地形が特徴的です。細い道や急な斜面が多く、歩くのにはスリルがあり、自然の中でのアクティビティが好きな方にはぴったりです。パーイキャニオンはサンセットスポットとしても有名で、夕方になると多くの観光客で賑わっています。
バンブーブリッジ
美しい稲作地帯にかかるバンブーブリッジ。緑豊かな田園風景が広がっていて、田舎の景気に癒されます。特に雨季には緑が一層鮮やかになり、観光客に人気のスポットです。橋の途中には休憩スポットもあり、そこでぼーっとするのがたまりません。
カフェ
パーイの中心部には、かわいらしいカフェが点在しています。多くのカフェは半露店のスタイルで、自然の風を感じながらリラックスできる雰囲気が特徴です。朝食を楽しむのにも、散策の途中で一息つくのにもぴったりの場所です。地元のアートや音楽が楽しめるカフェもあり、パーイらしいゆったりとした時間を過ごすことができます。
ナイトマーケット
パーイのメインストリートで毎日開催されているナイトマーケット。タイの伝統料理からインターナショナルな食べ物まで食べ歩きが楽しめるのが魅力。また、手作りのお土産や工芸品も豊富で、ユニークなアイテムが見つかります。アットホームな雰囲気の中で、地元の文化に触れながらのんびりとした時間を過ごせる場所です。
まとめ
タイ北部の秘境、パーイについてシェアしましたが、いかがだったでしょうか。
バックパッカーをする人には絶対1度行ってほしい、そんな街です。
皆さんも是非訪れてみてください!