「海外に行きたいけど、不安で決断できない・・・」
今ある環境から新しい環境に飛び込むことってとても勇気のいることですよね。
私もワーホリを決意して仕事を辞めるまで1年半かかりました。
この記事では、なかなか勇気が出なかった私がどうやって決意したのかをお話しします。
今同じような状況で悩んでいる方の背中を少しでも押してあげることができたら嬉しいです。

ブログを通して、海外に行きたい人、グローバルな人間になりたい人を応援しています!
そもそもワーホリを考えたきっかけ
「ワーホリに行きたい!」というよりは、「また海外で生活してみたい」という漠然とした思いが、私の原点でした。
大学時代、留学やバックパッカーの旅を通して、海外の文化や価値観に刺激を受ける日々。
卒業後はすぐにでも長期で海外に住みたいと思っていました。でも、現実はそう簡単ではなく、貯金やキャリア、そして親からの心配もあり、一度は日本で就職する道を選びました。
それでも、「30歳までにもう一度、海外で長期生活する」。その目標だけは、ずっと心の中にありました。


決断できなかった理由・不安だったこと


私がなかなか決断できなかったのは、「海外に住みたい」という気持ちがある一方で、当時の仕事を辞めることに対する不安が大きかったからです。
ありがたいことに、仕事では昇進や昇給のチャンスに恵まれ、面白いプロジェクトにも次々と関わることができました。「こんな仕事、もう二度と巡り会えないかもしれない」と思うほど、やりがいのある環境でした。
もともと「社会人を2年経験したら、仕事を辞めて海外に行こう」と決めていたのに、気づけば3年、4年と経ち、もう28歳。もし「海外に行きたい」という気持ちがなければ、このままキャリアを築いていくのも悪くない。
でも、心のどこかではずっと、「30歳までにはもう一度海外で暮らしたい」と思っていました。
しかし、今ある環境も捨てられない。
決断しなければいけないことはわかっていました。けれど、それでも仕事を辞めるのが怖かったのです。
どうやって決断したのか?背中を押した出来事


周りの友人が思い切ってキャリアチェンジをしたり、海外移住を決断したりする姿を見て、それが少しずつ私の背中を押してくれました。
「仕事を辞める勇気がない」と思いながらも、仕事でもいつの間にか「楽しい」より「辛い」と感じる時間が増えていました。「もう少し頑張ればきっとまた楽しく感じられるだろう」だなんて考えながら必死に働きましたが、状況は変わらず。仕事から帰宅後は、笑うことよりも泣くことのほうが多くなっていました。
そんな時に、友人たちが勇気を持って新しい道を選び、自分自身の人生をより豊かに、幸せにしているのを見ました。
もちろん、新しい道を選ぶことは決して楽な道ではなかったにも関わらず、自分で自分の理想の人生を切り開いている姿がとてもかっこよく・・・
そのとき、「自分を変えられるのは自分次第」だと強く思いました。
そしてふと、自分が仕事中によく言っていた言葉を思い出しました。
「一度決断したら、それを正解にするために頑張る。」
仕事を辞めることも、海外に行くことも、どの道が正解かなんてわからない。だからこそ、自分が決めた道を正解にするために、努力するしかない。努力する自信はある!
そう思えた時、ようやく覚悟が決まりました。
退職を上司に伝えたとき、「ワーホリなんて逃げだ」「大学生の頃から夢が変わっていないのはヤバい」「絶対後悔する」と散々言われました。
でも、今のところ後悔はまったくありません。むしろ、ここから自分で切り開いていくこれからの未来が楽しみです。
今振り返って思うこと


ワーホリに行くことや仕事を辞めることは、人生の大きな決断。だからこそ、なかなか踏み出せずにいる人も多いと思います。
でも、人生に正解なんてありません。大切なのは、自分で決めた道を後悔しないようにベストを尽くすこと。
そして、ベストを尽くした選択なら、きっと何があっても後悔しないはず。
歳を重ねるほど、一歩踏み出すのが怖くなったり、失うことを恐れたりするけれど、自分の人生を豊かにし、幸せにする決断はいつだって自分次第です。
私は今、ここ数年感じていなかった人生に対するワクワクを再び感じています。むしろ、周りの友人や家族、パートナーからは「なんだか生き生きしてるね」と言われるほど。
大抵のことは、なんとかなる。
過去の自分にも未来の自分にも後悔させない1年にさせてみます!
もしこの記事が、誰かの背中を押すきっかけになったら嬉しいです。