こんにちは、Yukaです。
大学生の皆さんも、社会人の皆さんも、1週間の休みで東南アジアを巡りたいけど、どの国に行くか迷っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、東南アジアの3カ国を1週間で巡るモデルコースをご紹介します。このルートは実際に私も社会人になってから行ったことのあるルートです。
ベトナム、カンボジア、タイを訪れ、それぞれの国の文化や自然、食を満喫できるプラン。このコースなら、1週間で東南アジアの刺激的な異文化体験とリラックスする時間をバランスよく過ごすことができ、充実した旅行となるでしょう。
コースだけでなく基本情報や交通手段、観光スポット情報など、旅行の計画に役立つ情報はもちろん、最後には実際のモデルルートにかかる旅行費用もシェアします。

ブログを通して、海外に行きたい人、グローバルな人間になりたい人を応援しています!
- 1週間で数カ国を旅行したい方
- 充実した休暇を過ごしたい方
- 東南アジアでバックパッカーをしたい方
東南アジア1週間のモデルルート
私が実際に行った東南アジア1週間で3カ国を巡るモデルルートはこちら↓
ベトナム・ホーチミン(2泊3日) カンボジア・シェムリアップ(3泊4日) タイ・バンコク(2泊3日)
合計8日間のモデルルートです。
ベトナムのホーチミンから、あの有名なアンコールワットがあるカンボジアのシェムリアップを通り、最後は東南アジアの心臓、タイのバンコクに出ます。
このルートで周るだけで、東安アジアで絶対に行っておきたい都市をコンプリートできてしまいます。
また、観光地としても有名な都市を巡るため、海外旅行や東南アジアに慣れていない初心者さんでも安心して行くことができるルートです。
ベトナム・ホーチミン (2泊3日)


ホーチミンは、ベトナム南部にある経済の中心都市です。フランス植民地時代の建築と近代的な高層ビルが混在する町で、交通量も多くエネルギッシュな雰囲気の中、ベトナム料理やカフェ文化、博物館などの観光スポットを楽しむことができます。
日本からも飛行機で乗り換えなしで行くことができ、格安航空も利用可能です。市内の観光名所を回るのであれば2泊3日で十分でしょう。
空港から市内も遠くないので、タクシーを使って移動できます。
ベトナムの首都は北部にあるハノイという街ですが、実は一番大きい都市はホーチミンなんですよ!
ベトナムの基本情報
首都:ハノイ(Hà Nội)
公用語:ベトナム語
通貨:ベトナムドン(VND)
時差:日本より2時間遅れ(UTC+7)
季節:北部は四季あり、南部は雨季・乾季の2季
ベストシーズン:11月~4月
宗教:仏教、カオダイ教、カトリックなど
ビザ:日本人は15日以内の観光ならビザ不要(※最新情報要確認)
治安:比較的安全だがスリやぼったくりには注意
ホーチミンでの交通手段
滞在時の市内での移動も基本的にタクシーやバイクタクシーが便利。Grab(グラブ)という配車アプリを使用すれば安く簡単にどこにでも移動が可能です。
Grab とは・・・
東南アジアで広く使われている配車アプリで、タクシーやバイクタクシー、フードデリバリーなどのサービスを提供。料金が事前に分かり、アプリ決済も可能なため、観光客にも便利でよく使われています。日本にいるうちにアプリを入れて登録しておくと安心です。
ホーチミンのおすすめ観光地
私が実際に行ってみて良かった観光地やアクティビティは以下。
建築物巡り
ホーチミンはフランス領土時代に影響を受けた建物が多く見られます。中でもサイゴン中央郵便局 やサイゴン大教会 、タンディン教会 あたりが有名で、ホーチミン滞在中一度は訪れたい場所です。
ベンタイン市場
市内最大のベンタイン市場 では食品や民芸品まで幅広いものが売られています。とにかく広くてまるで迷路のようですが、お土産を見たり地元のグルメを味わうのに良い場所でおすすめ!
マッサージやネイルサロン
個人的には、東南アジアの大都市に行くときは、ネイルサロンやマッサージをよく受けます。安くサービスを受けられるのが嬉しい!滞在の1日目にネイルを済ませ、最終日の夜にマッサージを受けるのが私の定番です。
カンボジア・シェムリアップ (3泊4日)


ホーチミンからシェムリアップまでは、15時間くらいかけて安くバスで行くことも可能ですが、体力と時短のことを考えると飛行機での移動をお勧めします。
飛行機を利用すると、格安航空でも20,000円ほどと少し高くはなりますが、1時間で行くことが可能です。
シェムリアップは、ユネスコ世界遺産にも登録されているアンコールワットがある街。アンコールワットは聞き慣れていても、シェムリアップという地名は聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。
シェムリアップはアンコールワットの玄関口となる都市であるため、観光客で賑わっています。
個人的にはものすごく居心地の良い街です。決して都会ではないのですが、程よく建物が並ぶちょうど良い田舎。心からのんびりと観光できるのが魅力的です。
シェムリアップ・アンコール国際空港は2023年に新しい場所へ移転されたのですが、なんと街の中心部から45kmも離れていています。1日数本出ているシャトルバス(8ドル)またはタクシー(25~50ドル)で中心部まで移動します。
シェムリアップの基本情報
首都:プノンペン(Phnom Penh)
公用語:クメール語(Khmer)
通貨:米ドル(USD)、カンボジアリエル(KHR)
時差:日本より2時間遅れ(UTC+7)
季節:乾季11月~4月、雨季5月~10月
ベストシーズン:乾季(11月~2月)※涼しく観光に最適
宗教:仏教が約95%
ビザ:日本人は30日以内の滞在に観光ビザが必要(オンライン取得可)
治安:比較的安全だが、観光地ではスリや詐欺に注意
カンボジアでは日本人でもアライバルビザを取得しなければいけません。事前に用意しなくても、空港内で申請と発行が可能なのでご安心ください。
空港内でビザを取得する場合は証明写真は必要ないのですが、パスポートの残存有効期限が6ヶ月以上ある必要があるのと、発行に30ドルかかりますので、これは事前に準備が必要です。
また、カンボジアは2重通貨で、観光地では米ドルが使えます。レストランのメニューにも米ドル表記がされているところが多く、米ドルを用意しておくと便利です。



私は滞在時、ずっと米ドルを使用していましたが、特に不便はありませんでした。
シェムリアップでの交通手段
街の中心部はとても小さく徒歩で回ることができてしまいます。
しかし、アンコールワットを中心として遺跡を回るときは距離があるので、レンタルバイクや、レンタルサイクル、トゥクトゥクを利用する人がほとんどです。
個人的に一番お勧めするのはレンタルバイク。Eバイクもあり、Eバイクは原付に比べて運転が簡単ですのでお勧めです。10〜15ドル/1日ほどでレンタルが可能ですが、たまにものすごく高い値段設定をしている店もあるので気をつけて下さい。
カンボジアでは125cc以下のオートバイに対する免許が不要です。レンタルバイク屋さんではパスポートを提示するだけで借りられます。
一番楽なのはトゥクトゥクのツアーです。15〜20ドルほどで利用可能です。街中にトゥクトゥクの客引きをしている人がいるので、その人たちにお願いするだけです。コースが組まれていて、乗っているだけでアンコール遺跡群ツアーに連れていってくれるので、とても楽です。
シェムリアップのおすすめ観光地
アンコールワット等の遺跡巡り
シェムリアップといえばアンコールワット ですが、アンコールワット以外にも周辺に様々な遺跡があります。ほとんどの遺跡がアンコールワットの回り2km以内にあるのですが、そのほかにも100km以上離れたところにある遺跡もあります。数も多いので全て行こうとするのではなく、自分の興味のある遺跡を絞って事前に計画しておくと良いです。
パブストリート
ハブストリート は、シェムリアップの中心部にある賑やかな通りで、観光客に人気のショッピング、レストラン、カフェが集まっています。夜になると、バーやライブ音楽が楽しめます。
※アンコールワットはアンコール遺跡群の中の一つで、アンコールパスがないと遺跡観光はできません。詳細は長くなってしまうので、以下の記事を参照にしてください。おすすめのレストラン等も紹介しています。


タイ・バンコク (2泊3日)


シェムリアップから飛行機で1時間(10,000円ほど)でタイのバンコクに行きます。
バスでも8時間(2,000円)でいくことができるので、費用を節約したい方はバスでも良いかもしれません。
バンコクはとても大きく活気の溢れた都市です。東南アジアらしい街並みが見られる一方で、高級ショッピングセンターが存在したり、公園や川があったりと、飽きることがありません。
個人的にはバンコクに来ると安心します。東京のように、交通手段は豊富で、チェーン店もあり、東南アジアの他の都市に比べて少し緊張が解れるのでしょう。東南アジア初心者に一番優しい街だと思います。
また、バンコクは東南アジアのハブということもあり、観光客でものすごく賑わっていますし、観光スポットやアクティビティが多くあるため、自分の好みに合った楽しみ方を見つけられるはずです。
空港から市内中心部まではタクシーでも安く移動ができますし、バスを使うことも可能です。
タイの基本情報
首都:バンコク(Bangkok)
公用語:タイ語(Thai)
通貨:タイバーツ(THB)
時差:日本より2時間遅れ(UTC+7)
季節:暑季3~5月、雨季6~10月、乾季11~2月)
ベストシーズン:乾季(11月~2月)
宗教:仏教(上座部仏教)が約90%以上
ビザ:日本人は30日以内の観光ならビザ不要(空路入国の場合)
治安:比較的安全だが、スリやぼったくり、観光地での詐欺に注意
バンコクでの交通手段
市内での移動も電車を使ったりGrab(グラブ)やBolt(ボルト)等の配車アプリでタクシーで安く移動が可能です。
Bolt とは・・・
ヨーロッパやアフリカ、アジアなどで利用できる配車アプリで、タクシーやレンタルスクーター、フードデリバリーなどのサービスを提供しています。GrabやUberと同様に料金が事前に分かり、現地の交通手段として便利。
私はバンコクで配車アプリを使用する際は、毎回GrabとBoltで価格を確認し、安い方を使います。
もっと安く抑えたかったり、現地の交通手段を体験してみたい方は、バスや電車にも乗ってみると良いです。簡単に利用することができます。



個人的には、バンコクでは電車とタクシーを利用することが多いです。
バンコクのおすすめ観光地
バンコクにはおすすめの観光地がたくさんあり、全てを記載するのは難しいのですが、私の好きな観光地やアクティビティをシェアします。個人的には他の都市で遺跡や寺院を楽しむことが多いので、バンコクではあまり行きません。
ナイトマーケット
バンコクのナイトマーケットの規模は他の都市のものと比べて断然大きくて楽しいです。いろんな食べ物やデザートを屋台でつまみながら、お土産を見るのが鉄板。バンコクにはたくさんのナイトマーケットがありますが、私のお気に入りはチャイナタウンのナイトマーケット 。規模が大きくとても楽しいです。ぜひ行ってみてください!
水上タクシー
バンコクに来たら一度は利用したいのが水上タクシー。普段体験できない乗り物で、水上からの景色を楽しむことができます。街中に入ると、川辺に住む人々の暮らしが見え、なんとも新鮮な気分になります。毎回、行き先も決めずに乗ってしまいます。
ルーフトップバー
バンコクと言ったらルーフトップバー。日本では屋上利用に関する制限があり、なかなか高い建物の屋上でバーを楽しむことができません。しかし、バンコクにはたくさんのルーフトップバーがあり、綺麗な夜景と一緒に美味しいお酒を楽しむことができます。
東南アジア1週間3カ国旅の費用


東南アジア1週間3カ国の旅行費用は贅沢さにもよりますが、安めの予算では約10万円、ゆったりとした予算では約15万円ほどでしょう。以下は私が実際にかけた費用のおおよその内訳です。
- 航空券:5,5000円(都市間の移動を含む)
- 宿泊代:35,000円(一泊5,000円)
- 食事代:20,000円
- 現地での交通費:10,000円
- 観光費:15,000円
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東南アジアは物価が安いので、長く旅行しても安く抑えられるのが嬉しいですよね!
まとめ
東南アジア1週間で3カ国を巡るモデルルートはいかがだったでしょうか。
私も実際にこのルートで旅をしてきて、1週間の旅行にちょうど良いプランだったと実感しています。
東南アジアでは一度は絶対に訪れたい、ホーチミン、アンコールワット、バンコクを制覇することができ、観光地として栄えている都市でもあるので旅行しやすく、東南アジアや海外旅行に慣れていない初心者さんにもぜひおすすめしたいです。
また15万円以下で1週間も旅行可能です。休暇のチャンスがある方はぜひこちらの記事を参考にして行ってみてくださいね!
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東南アジア1週間の他の人気モデルルートはこちら↓


