こんにちは、Yukaです。
今回はミャンマーを8日間で旅行するためのおすすめモデルコースをご紹介します。
最近は少しずつ旅行者が戻り始めているように感じますが、ミャンマーへの旅行を計画する際は、必ず外務省の海外安全ホームページを確認して、安全情報をしっかり把握するようにしましょう。

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ミャンマーを訪れた感想は以下。
訪れる場所にもよりますが、他の東南アジア諸国と比べて、押し売りや強引な勧誘が少ないことや、人々や街全体の雰囲気が穏やかな印象でした。
そのため、観光中も自分のペースでリラックスしながらその土地の魅力を満喫することができた気がしています。
本日はそんなミャンマーの旅を自分の体験を踏まえてご紹介します!
ミャンマーの基本情報


- 人が優しい
ミャンマーは東南アジアに位置する国で、国民の約90%が仏教を信仰しており、街の至るところで黄金の仏塔や僧侶の姿を見かけます。仏教の国あるあるなのか、とにかく人が優しく穏やか。そんな国民性のある国だからか、なんとなくマイペースに穏やかな旅ができたのが本当に良かったです。
- 観光に最適なのは11月~2月の乾季
ミャンマーの気候は熱帯モンスーン気候に属し、乾季(11月~4月)と雨季(5月~10月)に分かれていて、乾季がお勧め。比較的涼しく快適に旅を楽しめます。私が行ったのは3月頃でしたが、ハイシーズンを過ぎた頃だったので人が比較的少なく観光しやすい一方、天気がものすごく暑く、暑い日だと40度を超えていました。朝と夕方に観光し、日中はホステルで涼しみながら過ごすこともあったほどでした。
- 首都はヤンゴンではない
首都はネピドーですが、最大の都市であり経済の中心地はヤンゴン。そのためネピドー観光はスキップする方も多いですね。公用語はミャンマー語で、通貨はチャット(MMK)が使われています。観光地は英語も通じることが多いので、不便なく観光できるでしょう。
- ご飯が美味しい
インドの隣の国ということもあり、カレーっぽい味付けのものが多くありましたが、他の東南アジア国に比べてクセがないというか、ミャンマーのご飯は美味しいという日本人は多いです。


ミャンマーはまだまだ日本人には魅力が知られていない国です。私が訪れた際は1週間で出会った日本人は2人だけでした。周りと一味違った旅を楽しみたい方には、ミャンマーはとてもおすすめです!
現在ミャンマーに入国するには観光ビザの申請が必要です。詳しくは外務省や大使館のホームページを参照ください。
ミャンマーのおすすめモデルルート(8日間)
私が実際に行った8日間のルートは、以下のルートです。
マンダレー(2泊)>バガン(3泊)>インレー湖(3泊)>ヤンゴン(0泊)
宿泊数はそれぞれちょうど良かったですが、強いて言うならば、マンダレーにもう1泊したらもう少しゆっくり観光ができたかなと感じました。また、私は個人的にヤンゴンは時間がなかったので飛ばしてしまいましたが、時間に余裕があれば1泊して、ちゃんと観光しても良かったなと感じています。
それぞれの都市での観光情報や移動手段に関してはここから順番にお伝えします。
マンダレーとインレー湖にはそれぞれ入域料が必要で、現地の観光地やホテルで現金で支払います。ガバンについても、観光地入り口で入域料を支払うのが一般的です。チケット購入後は、常にチケットを携帯し、観光地や施設の入口で提示する必要があります。
マンダレー(2泊)


日本からマンダレーの直行便はなく、基本的に近隣国の大きな都市での乗り換えが必要です。私はバンコクから飛行機で行き、1時間半ほどで到着しました。
マンダレーは国内第2の都市で、19世紀に最後の王朝の都として栄えた歴史的な街です。仏教文化が色濃く残っていて、多くの寺院や僧院があります。街の真ん中に王宮があり、街が碁盤の目状になってい流のが特徴です。
マンダレーでの観光は大きく2種類あります。市内の観光と、郊外の観光です。
市内の観光で有名なのは、マンダレーヒル(Mandalay Hill)という街を一望できる丘や、世界最長の木造橋であるウーベイン橋(U Bein Bridge)。どちらも夕暮れ時が美しいスポットでおすすです。
郊外の観光もいくつかありますが、私が訪れたのはミングン(Mingun)。ミングンは、マンダレーの北西約10kmに位置する町で、エーヤワディー川を挟んで対岸にあります。18世紀末に壮大な建築計画が進められたものの、未完のまま残った遺跡が多く、神秘的な雰囲気があります。
ミングンの見どころは、未完成の巨大仏塔、ミングン・パヤー(Mingun Pahtodawgyi)や、世界最大級の鐘と言われるミングン・ベル(Mingun Bell)、真っ白な幻想的なシンピューメェ・パゴダ(Hsinbyume Pagoda)を見ることができます。


マンダレーは大きな都市ですが、ヤンゴン比べてミャンマーの伝統的な文化が色濃く残る地域だからなのか、地元の人々もシャイで控えめで穏やかな印象があります。日本人と似ているところがあるかもしれません。それがなんとも居心地良いというか、私自身も穏やかな気持ちになりました。
バガン(3泊)


マンダレーからバガンはバスでおよそ5時間ほどで到着。
ミャンマー観光といったらバガンでしょう。バガンは世界遺産にも登録されている都市で、約2,200の仏教寺院やパゴダが点在しています。9世紀から13世紀にかけて、バガン王朝時代の宗教的中心地として繁栄し、その時代の建築が現在も残っています。
茶色いパゴダの上に気球が浮いている風景が有名で、写真やSNSで見たことがある方も多いかもしれません。
パゴダ巡りを始め、日の出を見に行ったり、バガンを空から眺める熱気球ツアー(乾季のみ)も大人気です。
バガンは壮大で遺跡の数もとても多く、全て回ることは難しいのですが、効率的に観光をするためにも自転車や電動バイクを借りるのが一般的です。そのため、レンタルショップが多くあり安く借りることができます。
また、昼間はかなり暑くなるので、朝や夕方に観光するのが最適です。私が訪れた時も、昼間は暑過ぎてみんなホステルに避難し、ホステルのラウンジやプールでのんびり過ごしていました。
日の出も雲の量によってはなかなか見られるとは限りません。私は3日目でやっと見ることができました。
バガンではとにかくパゴダ巡りの日々なので、バガン観光終了時には「もうパゴダは十分だ」と言うか旅人も少なくありません。しかし、広大なエリアにたくさんの遺跡が立ち並ぶ様子やその周りをバイクで走り回る非日常的な観光、そんなパゴダから見る神秘的な日の出やサンセットに、癒される日々でした。
インレー湖(3泊)


バガンからインレー湖までは飛行機またはバスで移動が可能です。私は節約重視で夜行バスを利用しました。
インレー湖が観光地として発展し始めたのは1990年代とわりと最近で、他の観光地に比べるとまだまだ知名度は低いかもしれませんが、多くの欧米系バックパッカーが滞在していました。
インレー湖の印象は、「自然」と「伝統文化」です。湖上に浮かぶ村や水上生活をするインダー族の文化、一本足漕ぎの漁師で知られています。
インレー湖に到着したらまずはボートツアーを予約しましょう。宿や観光案内所で予約が可能です。ツアーでは、インレー湖の上をボートで走りながら、人気観光スポットであるシルク&ロータス織物工房(Lotus Weaving Workshops)に訪れたり、インダー族の一本足漕ぎ漁師(Leg-Rowing Fishermen)を見ることができます。


他にも、自転車をレンタルして、浮島の村と水上家屋(Floating Villages & Houses)を見に行ったり、レッドマウンテン・エステート・ヴィンヤード&ワイナリー(Red Mountain Estate Vineyard & Winery)でワインの試飲をしたり・・


静かでのんびりした自然に囲まれた街ですが、たくさんの魅力があり、まさにしばらく沈没したくなるような場所でした。東南アジアのちょっと観光が栄え始めた田舎がたまらなく好きです。
二つほど有名なパゴダもあるようなのですが、私はバガンの時点で少しパゴダに飽きてしまい、インレー湖ではスキップしました。
ヤンゴン(0泊)


インレー湖からヤンゴンまでも夜行バスで移動しましたが、10時間ほどかかりました。飛行機でも移動可能です。
ヤンゴンはミャンマーの首都ではないものの、一番大きな街で、とても都会です。北に比べてインド感が強くなっている印象がありました。そしてもともとイギリスの植民地だったこともあり、なんとなくイギリス風の建築も見受けらられます。
パゴダを見飽きたのと、もともと都会にはあまり興味のない私は、1泊もせずにネイルサロンとマッサージだけ受けて空港に向かいましたが、ヤンゴン最大の観光スポットといえば、シュエダゴン・パゴダや、ゴールデンロック(Golden Rock)が有名です。
見所もしっかりあるので、都会もしっかり観光したい方は1〜2泊ほどしても良いかと思います。
まとめ
ミャンマー8日モデルルートはいかがだったでしょうか。
とにかく人が優しくて食べ物が美味しいと評判なミャンマー。
まだまだ簡単には渡航できない国ではありますが、ミャンマーは私のお気に入りの国の一つで魅力もたくさんあります。
私はクーデター前にミャンマーを訪れたことがあったのですが、お気に入りの国の一つで、ずっと記事にしたいと思っていました。
しかし、長い間旅行が難しい状況が続いていたため、この記事もずっと温めたままになっていました。
また近いうちに気軽に訪れることができるようになることを祈っています。