1週間で2つの異国情緒、近未来シティ・シンガポールと多民族グルメ天国マレーシア。
「本当に両方ちゃんと楽しめる?」「準備も計画も少し不安…」という方へ。
実はこのルートを使えば、想像以上に簡単で充実した旅ができます。
私も仕事の合間を縫って実践した新ルート、その驚きと発見も交えてお伝えします!
どこを選ぶか迷っているあなたにこそ、最初の一歩にしてほしいとっておきのモデルコース。都市間の移動方法や現地での交通手段、おすすめ観光スポット、知って得する費用の工夫までフル公開です!

ブログを通して、海外に行きたい人、グローバルな人間になりたい人を応援しています!
- 1週間ぐらいの休みで海外旅行に行きたい大学生や社会人
- 東南アジアやバックパッカー初心者の方
- 1回の旅行で数カ国に行ってみたい方
シンガポール&マレーシア1週間モデルコース詳細
私が実際に行ったシンガポールとマレーシア1週間旅のモデルコースはこちら↓
シンガポール(2泊3日)
マレーシア・ペナン(3泊4日) マレーシア・クアラルンプール(3泊4日)合計で8泊9日の旅です。
金曜日の夜に日本を出発し、土曜日の朝にシンガポールに到着。1週間後の日曜の朝にクアラルンプールを出発し、日曜の夜に日本に帰国すると、土日を有効利用することができます。
東南アジアの中でもシンガポールとマレーシアの推しポイントは以下↓
- 東南アジアの中でもインフラがかなり整っている点や英語が通じる点で、観光で訪れる人々にとって快適で便利な場所!
- またどちらの国も多文化・多宗教の社会であり、訪れるだけでさまざまな文化や食の体験ができるのも魅力的!
シンガポール(2泊3日)


日本からシンガポールへは直行便がでています。特にScootを利用すると安く行くことができるでしょう。シンガポールに朝イチで到着する便を利用すると、1日目もしっかり遊ぶことができるのでおすすめです。
空港から市内中心部までの移動はMRT(地下鉄)が便利。料金はおよそ200円で、30分ほどで到着します。
シンガポールの基本情報
- 通貨:シンガポールドル(SGD)、ほとんどの場所でクレジットカードが使用できます。
- 言語:英語、中国語、マレー語、タミル語(英語が広く通じる)
- 時差:日本より-1時間
- 宗教:他宗教国家
- 気候:年間を通じて30度前後の熱帯性気候
- ベストシーズン:2月~4月(若干気温が低めで観光しやすい)
- ビザ:日本のパスポートがあれば無料で30日の観光滞在が可能。ただし、シンガポール到着の3日前から電子入国カード・健康申告書(SG Arrival Card with Electronic Health Declaration)の登録が必要です。
- 治安:アジアで最も治安が良い国の一つ
- 近代的な高層ビルと伝統的な建物が調和した独特の街並み。未来的なマリーナエリアと、カラフルな建物が残る歴史地区が共存する景観は、まさにシンガポールならでは。
- 「クリーン&グリーン」を実現した美しい都市空間。整備された道路と豊かな緑があふれ、暑い気候ながらも心地よく過ごせる環境が整っています。
- 多民族国家ならではの豊かな食文化が魅力。中華、マレー、インドなど、様々な国の本格料理をリーズナブルに楽しむことができます。



各文化エリアで、建物や食べ物、雰囲気が全然違い、まるで大きなディズニーランドに来たような感覚でした!
シンガポールでの交通手段


シンガポールではMRT(地下鉄)とバスで、基本的な観光スポットを巡ることができます。また、どちらもチケットをわざわざ購入しなくても、クレジットカードをタップするだけで利用できるのでとても便利!
しかし、個人的にお勧めなのが、レンタルサイクルで街を散策することです!
地下鉄移動だと移動中の景色が見えず勿体ないですが、自転車移動だと、シンガポールの美しい景観を楽しみながら、さらに自分のペースでリラックスしながら移動できます。
シンガポールではシェア自転車や電動スクーターを使った移動が広がっていて、特に公園や観光地周辺で利用されています。有料ですが、それほど高くありません。
スマホを使ったシェアサービスが一般的なので、MobileやSG Bike、Anywheel等、事前にアプリをダウンロードしておくと便利でしょう。



私はAnywheelを利用しましたが至る所に駐輪場を見つけるところができ、便利でした!
シンガポールのおすすめ観光
文化・エスニックエリア
- チャイナタウン :活気ある屋台街と伝統的な中華建築が魅力の定番スポット
- リトルインディア :カラフルな街並みとインドのスパイスの香り漂う異国情緒たっぷりのエリア
- アラブストリート :おしゃれなカフェと壁画アートが点在する、今注目のトレンディーゾーン!まるでアラジンの世界!
自然・庭園
- ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ : 未来的な植物園で、夜のライトアップショーは必見
ユニーク施設
- チャンギ国際空港 :世界一の空港で、巨大滝や蝶園など観光スポット並みの充実度
シンガポール2泊3日の旅のモデルルートを以下にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください↓


マレーシア:ペナン(3泊4日)


シンガポールを楽しんだ後は、お隣の国、マレーシアに移動します。ペナンまで、飛行機で片道10,000円、1時間ほどで到着します。バスでの移動も可能ですが9時間〜10時間ほどかかります。
空港到着後、どこのエリアに宿泊するかにもよりますが、たとえば人気なジョージ・タウンエリアに行く場合は、タクシーで3,000円、所要時間30分ほど。バスだと200円、所要時間1時間ほどで行くことが可能です。
ペナンの基本情報
- 通貨:マレーシアリンギット(MYR)、主要観光地ではクレジットカード利用可能
- 言語:マレー語、英語、中国語(英語は基本的に通じる)
- 時差:日本より-1時間
- 宗教:イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教が共存
- 気候:年間を通じて高温多湿(25-32度)
- ベストシーズン:12月〜2月(比較的雨が少なく過ごしやすい)
- ビザ:観光・商用目的で90日以内の滞在の場合、ビザの取得は不要
- 治安:マレーシアの中では比較的安全
- ジョージタウンの世界遺産エリアを中心に、英国植民地時代の建築物とストリートアートが調和した独特の街並みは長時間散歩していても飽きません。最近ではおしゃれなカフェやレストランも増えていて、観光客で賑わっています。
- ペナンは「アジアのフードパラダイス」と称される美食の街。マレー、中華、インド、ニョニャ料理など、多彩な食文化が融合した屋台料理の宝庫で、特に夜市の活気ある雰囲気は格別です。
- バトゥ・フェリンギをはじめとする美しいビーチリゾートエリアが点在。最近のトレンドや他の新しいリゾート地との競争、コロナの影響により、以前に比べて観光客は少ないのですが、その分、のんびりと過ごすことができます。
ペナンでの交通手段
マレーシアではバスも利用できますが、タクシーがとても安くて便利。ぼったくり防止のためにも事前に配車アプリ「Grab」を利用することをおすすめします!
Grab とは・・・
東南アジアで広く使われている配車アプリで、タクシーやバイクタクシー、フードデリバリーなどのサービスを提供。料金が事前に分かり、アプリ決済も可能なため、観光客にも便利でよく使われています。日本にいるうちにアプリを入れて登録しておくと安心です。
ペナンのおすすめ観光
歴史・文化エリア
- ジョージタウン :世界遺産に登録された旧市街。カラフルな壁画とショップハウスが織りなす芸術的な街並みが魅力!街中にはおしゃれなレストランやカフェも点在しており、それを求めてお散歩するのが楽しいですよ。
ビーチリゾート
- バトゥ・フェリンギ :ペナン島の北西部のビーチリゾートエリア。白い砂浜と透き通った海が特徴で、のんびりと日光浴を楽しんだり、マリンアクティビティを楽しむことができます。
- ペナン国立公園のモンキービーチ :手つかずの自然が残る静かなビーチ。本当にモンキーにも会えちゃいます!バトゥ・フェリンギからボートで行くことが可能です。


レストラン
• Auntie Gaik Lean’s Old School Eatery :伝統的なニョニャ料理が味わえる名店。予約必須の人気レストラン。ミシュラン一つ星レストランです!



ジョージ・タウンに宿泊して、滞在中にバスやタクシーでバトゥ・フェリンギエリアを訪れてみるのがちょうど良いでしょう!
マレーシア・クアラルンプール(3泊4日)


最後はクアラルンプール、マレーシアの首都です。ペナンから飛行機で1時間ほどで、航空券は5000円ほどで購入可能です。
バスで1700円で行くことも可能ですが、移動時間が5時間ほどかかりますので、時間に余裕のある方のみお勧めです。
クアラルンプールの基本情報
- 通貨:マレーシアリンギット(MYR)、クレジットカードの利用も一般的
- 言語:マレー語、英語、中国語(観光地では英語が広く通じる)
- 時差:日本より-1時間
- 宗教:イスラム教が国教、他の宗教も共存
- 気候:年間を通じて高温多湿(23-33度)
- ベストシーズン:5月〜7月(比較的晴天が多い)
- ビザ:観光・商用目的で90日以内の滞在の場合、ビザの取得は不要
- 治安:東南アジアの大都市としては比較的安全
- 高層ビルが立ち並ぶ現代的な街並みが特徴的な国際都市で、東南アジアの中でもシンガポールと同様、治安がよく清潔だと言われています。
- 活気あふれるローカルマーケットと巨大ショッピングモールが共存する買い物天国。伝統的な市場で賑わうチャイナタウンやリトルインディアがある一方で、最新トレンドを発信する大型モールも点在しています。
- マレー、中華、インド料理が融合した独自の食文化が特徴。路地裏のホーカーから高級レストランまで、様々なスタイルで本格的なローカルフードを楽しめます。



クアラルンプールでは、観光、食事、ショッピング、文化体験など、様々なアクティビティを、自分の興味や好みに合わせて、体験することができる街です!
クアラルンプールでの交通手段


クアラルンプールでは電車かタクシーが便利です。電車は市内であれば100円程度で利用ができます。マレーシアの電車ではクレジットカードのタッチ決済はできませんので、現金を用意し、毎回切符を買う必要があります。
マレーシアはタクシーも安いので、タクシーの利用がおすすめです。タクシーを利用する場合は先ほど紹介した、配車アプリ「Grab」を使うと良いでしょう。



出勤退勤の時間はタクシーがなかなか捕まらないことも多くあったので、時間帯によっては電車のほうが便利かもしれません!
クアラルンプールのおすすめ観光
現代建築・ランドマーク
- ペトロナス・ツインタワー :マレーシアの象徴的な双子のタワー。夜になると光に包まれる姿は息をのむほど美しい
- KLCC公園 :ツインタワーを間近に眺められる都会のオアシス。夕暮れ時の噴水ショーは特に雰囲気が素敵
歴史・文化
- ブルーモスク :青と白の美しいドームが特徴的なモスク。イスラム建築の荘厳な雰囲気を体感できる
- セントラルマーケット :レトロな建物を改装した雰囲気たっぷりの市場。お土産探しやローカルフードの宝庫
ショッピング・エンタメ
- ブキットビンタン :ショッピングモールが立ち並ぶ華やかな繁華街。夜は屋台が並び、地元の人々で賑わう人気エリア
1週間周遊の費用・節約ポイント
シンガポールとマレーシアを周遊する東南アジア1週間の旅行費用は、およそ185,500円(一人当たり)でした。
シンガポールの物価は他の東南アジアの国々に比べて高いため、旅費も割高となります。
項目 | シンガポール | ペナン | クアラルンプール | 合計 |
航空券 | 25,000円 | 12,000円 | 25,000円 | 62,000円 |
宿泊費 | 20,000円 | 18,000円 | 20,000円 | 59,000円 |
食事代 | 15,000円 | 10,000円 | 15,000円 | 40,000円 |
現地での交通費 | 45,00円 | 4,000円 | 4,000円 | 12,5000円 |
観光費 | 5,000円 | 3,000円 | 5,000円 | 13,000円 |
合計 | 69,500円 | 47,000円 | 69,000円 | 185,500円 |
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他の東南アジア周遊ルート例(タイ・ベトナム・カンボジアなど)
他にも東南アジアの周遊ルートがあります。自分が一番行ってみたい周遊ルートを選ぶ際は、こちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
東南アジア1週間周遊モデルコースはいかがだったでしょうか。
シンガポールとマレーシアは、観光インフラが整っていて観光のハードルも低く、あまり海外に慣れていない方にもお勧めできます。
ぜひ大型連休などを利用して訪れてみてください!