大学生バックパッカーをしよう!5つのお勧めする理由と魅力について

大学生の中には、「人生の中で何か特別な体験をしたい」とか、「自分にもっと自信を持ちたい」「自分の世界を広げたい」と考えているものの、なかなか行動に移せていない方も多いのではないでしょうか。

私も大学生時代には同じように悩み、バックパック一つで日本を飛び出し、東南アジアを放浪しました。

バックパッカーとは、大きなバックパック一つで世界中を旅する人たちのこと。目的はさまざまですが、低予算・長期で旅する人がほとんどで、旅のほとんどが無計画。どこに行くのか、どれくらいの期間滞在するのか、そこで何をするのかは、そのときの気分や、そのとき得た情報、その場所がどれくらい好きかによって自由に決めることができます。

最初は好奇心と刺激を求めて始めたバックパッカーでしたが、旅から得たものは人生の財産となりました。

この記事では、「なぜ大学生にバックパッカーがおすすめなのか」「実際に体験して感じた5つの魅力」についてお話しします!

Yuka

フリーランスとして働きながら、スウェーデンに滞在中。
旅と暮らし、どちらも大事にしながら、「自由になるための旅」を発信しています!

目次

大学生にバックパッカーをおすすめする3つの理由

大学生のうちにバックパッカーをすることをおすすめする理由は以下です。

一番時間があるから

1つ目は、大学生にはとにかく時間がたっぷりあるからです。社会人になった今思い返すと、大学生の頃はまるで人生の長い夏休みのようでした。若さというエネルギーもあり、特に長期休みのときは無敵でした。

感性豊かな年代でたくさん吸収できるから

ちょうど大学生くらいの年は好奇心旺盛で、いろんなことを柔軟に受け入れる年代です。旅先で出会う人々や文化から新しい価値観を発見し、素直に楽しむことができます。それを積み重ねていると、自然と自分の世界が広がっていきますよ!

就活でアピールできる

バックパッカー経験は、就活でも強い武器になります。単なる「楽しかった」話ではなく、「困難にどう向き合ったか」「何を学び、どう成長したか」を語れると、面接官の心に刺さります。私も面接でバックパッカー経験を話して、興味を持ってもらえたことが何度もありました!

大学生がバックパッカーに挑戦するメリット

私が考えるバックパッカーの魅力は以下です!

一生役立つスキルが身につく

バックパッカー旅を通して得たスキルは数え切れないほどたくさんあり、今も仕事やプライベートで生きています。例えば・・・

行動力

知らない国に一人で行くことや、コンフォートゾーンを抜け出すことは勇気が必要ですが、好奇心に従って行動することで得られる経験が変わります。目標を持ち、実行する行動力は、バックパッカーで鍛えられる大切なスキルです。

コミュニケーション力

一人旅をしていた私は、現地の人や他のバックパッカーと多く話しました。最初は勇気が要りましたが、繰り返しコミュニケーションを取ることで、知らない人と話す抵抗が減り、誰とでも会話を広げられるスキルが身につきました。

危機管理能力

海外では、犯罪や食中毒などリスクが高いですが、バックパッカーは自分自身が頼り。ハプニングが起きたときに冷静に対処するスキルが身につき、情報に敏感になり、危機管理能力が養われます。

人生観が変わる経験ができるから

バックパッカー中は、自分と違う価値観や考え方を持っている人と出会い、多様性に触れることができます。

みんな違って当たり前なこと、自分の当たり前はみんなの当たり前ではないことがわかると、自分と違う意見や価値観を持った人に出会ったときに、心に余裕が生まれ、広い心で相手を受け入れることができるようになりますよ!

実際に会った話
フィリピンで貧しい子供たちに食べ物や物資を配給するボランティアに参加したときのこと。
それまで私は「貧しい=悲しい・可哀想」と思っていたのですが、実際にボランティア先で出会う子供たちは十分な食事や教育が得られていないにも関わらず、笑顔で楽しそうに暮らしていたのです。彼らは私の手を引っ張り、決して綺麗ではない街や家を嬉しそうにガイドしてくれました。その時、幸せの形は人によって違うことに気づき、自分の先入観が覆されました。

安く長く旅ができる

社会人になると、「お金はあるが時間がない」と言われるように、毎日働くうえに休める日数は限られていますし、会社によっては長期休みが取りにくいところもあります。

それに比べて、大学生は「お金はないが時間はある」と言えるでしょう。

私はよく夏休みや春休みを使って物価が安い東南アジアをバックパッカーし、交通手段や宿をとにかく低予算で抑えました。

社会人になった今では、金銭面では困らないのですが、とにかく有給日数が限られるため、1年に2回、1〜2週間ほどの旅行に行くのが精一杯です。

大学生時代にアルバイトで貯めた貯金はほとんどバックパッカー旅で使い果たしていましたが、あれだけ時間にとらわれず自由に世界を飛び回ることができた大学生活は、まさに人生の夏休みだったなと感じます。

そして、自分の好きなように自由に動けるバックパッカー旅ができたことは、今でも自慢です。

圧倒的な自信をつけることができる

私が最初にバックパッカーをするきっかけとなったのは、大好きだった元彼に振られたときでした。
いつまでも引きずり、人生ドン底気分で完全に自分に自信を失っていました。

そんな自分を客観視したときに、「周りに左右されない強くてカッコイイ人になりたい」「自分で自分を幸せにできる人でありたい」と思ったのです。

一人で旅に出ることは、とても勇気のいることで、楽しいことだけではありません。
すべて自分で決定し、行動しなければいけません。

しかし、逆を言えば、自分の軸を知ることができ、それを持つことにより他の誰にも依存しない自立した人になることができます。

それができたとき、バックパッカーをした経験は自分にとって大きな自信となるでしょう。

バックパッカーはコンフォートゾーンを抜け出し、自己成長できるチャンスです。チャレンジを積み重ねて、成功も失敗もひっくるめて楽しい旅ができたとき、それは必ず自信へとつながります。

自分だけのストーリーができる

バックパッカーの最大の魅力は、「自分だけのストーリーができること」だと思います。

バックパッカーは旅のほとんどが無計画。

どこに行くのか、どれくらいの期間滞在するのか、そこで何をするのかは、そのときの気分や、そのとき得た情報、その場所がどれくらい好きかで自由に決めることができます。

だからこそ、周りとは違う、自由で特別な旅になります。

また、旅先で出会う人や出来事、感じたことはすべて、その瞬間にしかない自分だけの特別な体験です。

同じ場所に行っても、誰一人として全く同じ旅にはなりません。

小さなハプニングや偶然の出会いも含めて、自分の中にしかない物語が積み重なっていくのが、バックパッカー旅の醍醐味です。

大学生がバックパッカーに挑戦するデメリット

結論から申し上げると、正直デメリットはないです!

バックパッカーをして「行かなければよかったな」とか「大変だな」と思ったことはありません。

むしろ、バックパッカーをして本当に良かったですし、今感じている心の自由さは、このバックパッカーの経験の中で、いろんな人や価値観との出会いがあったからこそ得られたものだと感じています。

だからこそ、多くの人にバックパッカー旅をお勧めしたいし、迷っている方がいれば絶対に行ってほしいです。

バックパッカー初心者向け|大学生におすすめのモデルルート

私が大学生のときにバックパッカーデビューをしたルートはこちらです。

  

ベトナム・ハノイ&サパ(3泊4日)ラオス・ルアンパバーン(2泊3日)ラオス・ルアンパバーン(3泊4日) ラオス・バンビエン(0泊1日)タイ・バンコク(2泊3日)

バックパッカーとして一度は行っておきたいタイとベトナムに行けるのと同時に、東南アジアのニッチな国ラオスまで行けるので、ありきたりなルートではなく、少しユニークさを残すことができます。

このルートはバックパッカーが多くいるので、初心者でも安心して回ることができますよ! 詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

バックパッカーに必要な費用は?

海外旅行というと高額なイメージを持っている方が多いかと思いますが、物価が安い東南アジアで2週間のバックパッカー旅であれば、10~15万円で行くことができます。

どこにお金をかけるかは個人差があるので参考までですがですが、細かくみるとこんな感じです。

日本からの航空券(往復):30,000円
宿代:15,000円
現地での交通費:30,000円
食事代:25,000円
アクティビティ代:20,000円
その他:10,000円

詳しくは以下の記事が参考になるでしょう。

大学生がバックパッカーを始めるための準備リスト

バックパッカーに憧れがあるのに一歩が踏み出せない方、悩んでいる時間がもったいないです。次の長期休みを利用して行けるように、以下の準備を始めましょう!

STEP
パスポートの準備

パスポートを持っていなかったり、期限が切れている場合はまずはパスポートを更新しましょう。パスポートがなければ航空券も購入できませんよ!

STEP
大まかなルート計画|旅に自由度を持たせるために必要

それから行ってみたい国を挙げながらルートを決めましょう。先ほど紹介した2週間のルートの他に、以下の記事も参考にしてみてください。

いきなり2週間は不安だったり予算が限られている方は1週間から始めても良いでしょう。

STEP
最低限の持ち物(バックパック、必需品リスト)を準備

バックパックは4リットルくらいがおすすめです(機内持ち込み可能サイズ)!

最低限の持ち物は以下です。持っていないものがあれば買い揃えておきましょう。

パスポート
お財布(現金・カード)
ティッシュ
マルチ変換プラグ
iPhone・充電器
洗顔料
日焼け止め
歯ブラシ・歯磨き粉
保湿関連
服・下着類・靴下

以下の記事では、上記の他にあった方が良いものなども紹介しています。ぜひ参考にしてください。

Yuka

最悪パスポートと財布、スマホさえあればどうにかなります。現地で安く調達できるので、あまり心配しなくても大丈夫!

STEP
海外旅行保険の加入

海外保険はわざわざ加入しなくても、海外旅行保険付帯のクレジットカードを利用して節約します。

多くの旅人がおすすめするのがエポスカード。私自身も大学生の頃から海外旅行にはエポスカードを持って行っていました。おすすめポイントは以下!

  • 海外旅行保険付帯カードで、補償内容も充実している
  • 海外で利用してもロックされにくい
  • クレジットカードだが、大学生でも審査に通りやすい
  • 海外キャッシングが可能

特に、海外旅行保険とロックされにくいというところに利便性を感じていて、海外旅行好きさんでもエポスカードをお勧めする方は多いです。

エポスカードさえ1枚あれば、とても安心。

詳しくは以下の記事で説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【体験談】一歩踏み出した先にあった、自分だけの物語

私が本格的に旅に出るようになったのは、人生で一番落ち込んでいた時期でした。

大学時代、夢だったニュージーランド留学を終えて帰国した途端、目標を見失い、しかも失恋や就職活動のストレスも重なって、どんよりした日々を過ごしていました。

「このままじゃいけない」と思いながらも、気持ちはなかなか前向きになれず…。毎日楽しいことを探して挑戦しても、心のどこかが空いているような感覚でした。

そんな時、旅好きの友人に「思い切って一人で海外を回ってみたら?」と何気なく背中を押されました。

それまでは“自分にできる気がしない”“一人は心細い…”と尻込みしていた私。でも、どうせなら一回くらい、やりたいことやってみたい——。思い切ってパスポートを手に取った瞬間、不安よりもワクワクが勝ったのを覚えています。

初めてのバックパッカー旅では、何もかも自分で決めなくちゃいけなくて、最初は戸惑いばかり。それでも少しずつ「自分で決めて動けること」が増えてきて、旅先で出会った人たちとの交流や、現地の日常の中で、気づけば“悩みや不安”から自然に心が解き放たれていました。

帰国した今振り返ると、あの旅で「私でも意外とできる」「小さな一歩が、大きな変化につながる」と自信を持てるようになり、自分の世界が広がったと心から感じています。

だからもし、今モヤモヤしているなら、ほんの少しの勇気で一歩を踏み出してほしいです。自分自身で自分の世界を変えるきっかけは、案外すぐ目の前に転がっているかもしれませんよ!

まとめ

今回の記事では、大学生バックパッカーをおすすめする理由5選を紹介しました。

私自身、大学生という感性が鋭い時に一人でバックパッカーをし、さまざまな文化や価値観に触れられたことは、人生の宝物で、確実に今の自分につながっていると感じています。

少しでも興味があったら、まずやってみること。その一歩がみなさんの強みを増やしていくことになります。

せっかくの大学生活、後悔のないよう、ぜひたくさんのことにチャレンジしてみてください。

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